「2-6=8」が成り立つのは、どんなときでしょう?
答えは時間の計算で、「2時の6時間前は8時」を表しています。
それでは、「4-3=5」が成り立つのは、どんなときでしょう?
有名な問題ですので、答えを言いますと「4角形の隅を3角形に切り取ると、5角形が残る」です。下の図のような感じですね。
「4-5=6」のように、普通に計算すると左辺がマイナスの値になる式であれば、時間軸の上に答えが見つかる可能性はありますが、「4-3=5」のように左辺がプラスの値になる式の場合は、考え方そのものを変えなければいけないので、なかなか難しいです。
ちなみに、「4-5=6」の答えは「京禄4年(1531年)の5年前は大永6年(1526年)」です。
さて、もう一方の「4-3=5」が成り立つ状況も、考え方を変えて、強引にヒネリ出してみました。
解1:4の音-3の音=5の音
楽器をイメージしてください。
音階のシ(4)の音からミ(3)の音までを逆順に弾く(引く)と、5つの音(シ・ラ・ソ・ファ・ミ)があります。すでに、数字を数字としてみていませんが、気にしない気にしなーい。
解2:4わり-3わり=5わり
ブランド品のバッグが定価の4割の値段で売られていたため、買おうかどうか迷っていたところ、さらに3割引きにしてもらいました。ラッキー! と思い、すぐさま買ったのですが、後になってニセモノだったことが分かったんです。
つまり、4割のものをさらに3割引きしているものは、5わり(いつわり)。ニセモノだぞ、だまされているぞということです。おかしな方向に話が進んでいますが、気にせず次に参りましょー。
解3:4にん-3にん=5にん
合コンというシチュエーションでの話。
会場に女性が4人いて、盛り上げようと自信満々に面白いことを言ったら、3人ヒイ(引い)ちゃいました。まずい空気作っちゃったな~と思って、ハッと見たら、残った一人の女性にはウケていたんですよ!
これはいける! その女性と付き合えるぞー! 俺の彼女だー!
と有頂天になった勢いで、告白したら「ごめんなさい。イヤです。」と、そっけない返事が。そう、誤認(5にん)しちゃったんです。
という具合に3つ、シュールなお話をしたわけですが、いかがでしょうか?
私には出来ませんでしたが、みなさんの発想力で「4角形の隅を3角形に切り取ると、5角形が残る」よりもいいアイデアが出ればいいなと思いながら、ここら辺で終わりにしたいと思います。
今回もお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。