「たまごパズル」もそうですが、実際にある形や模様をモチーフにしたパズルは難易度に関わらずイベントでも人気があります。今回ご紹介するのは、日本の国旗「日の丸」をモチーフにしたパズルです。
多くの人は中心の赤い円を作るところから始めますが、そこで気づくのが4ピースで円を組むのに色々なパターンがあるということ。円ができても、周りの6ピースがうまく入らないと完成しません。
そこからは中心の円のパターンを変えてみたり、向きを変えてみたり……と試行錯誤で解いていくことになります。
日の丸
細かいことをいうと日の丸の規定は2:3と決められており、このパズルは縦横の比が5:7ですから、厳密には規定よりも少し横が短くなっています。
パズル設計の際には、なるべく現実のサイズ比に合わせたいのはもちろんです。しかし、無理に合わせて面白くなくなるよりはいいと判断して、このサイズになりました。
赤い円の別パターン
さらに余談。メインの問題は日の丸なので、赤い円が中心に来る配置です。ところが、なんと同じピースで違う場所に赤い円を作ることも可能になっています(上図)。
おまけのパズルは、日の丸と似た模様の「パラオ国旗」。こちらは規定のサイズに従ってパズルを作ることができました。パラオの国旗は円が中心から少し左によっていますので、ご注意を。(Lixy/ASOBIDEA)