今回は、以前の「キューブパズル」や「えんぴつパズル」と同様に、イベントパズルの中でも初期から活躍している「ブロックパズル」をご紹介します。

ある決まった枠の中に、隙間なくすべてのピースを詰めるという、平面パズルの王道です。シリーズは全部で6種類。取り組みやすいものから難しめのものまで、6×6の正方形に6～8ピースを詰めるパズルとなっています。

写真の「ブロックパズル・ブルー」は6ピースで少ないものの、シリーズの中では最もピースの形状が複雑です。パズルに慣れていない大人は、その複雑さに遊ぶ前から腰が引けてしまうこともあります。しかし、お子さんはお構いなしに挑戦していくのです。

一方、パズルに慣れている人から見ると、ピース数は少なく、複雑な形状のために組み合わせ方は限られるので、かえって簡単なのでは……？　ところが、実際やってみると、やはり大変。4ピースくらい入れても、それ以上は入らない、といった状態を繰り返すことになります。

正方形の他に、たくさんの問題ができるのも、この種のパズルの特徴です。上に「ブロックパズル・ブルー」のピースで作れる形を載せましたが、これ以外に多くの形が作れます。自分でいろいろな問題を作って他の人に出してみるのも、こうしたパズルの楽しみ方の一つです。

イベント用のパズルはピースを裏返して使えますが、おまけのパズルでは工作しやすいよう、ピースを片面だけ使うものにしました。すべてのピースが正方形の枠の中に入ったら、他の問題にも挑戦してみてください。（Lixy／ASOBIDEA）