1月

早いもので、もう月末も間近。そして、年度の切れ目を考えれば、残り一ヶ月です。

そして、二月といえば、チョコレートに関係する「あの日」がありました。それをヒントに、今回はこんなテーマにしてみましょう。

今月のテーマ 菓子・甘味

どこの国のものを選ぶか。それによって、文字も少し制限されるのが面白いところです。ずっと見ていると、なにか食べたくなってくるかもしれませんね。

さて、はじめは和菓子。igatoxinさんが作ってくださいました。

© 2017 igatoxin

達筆な感じの「桜餅」。全体を逆さにしても同じように読めます。つまり、二つの文字が互いに逆さの関係なのですね。ここまで自然に成立していることにビックリしますが、この筆のようなニュアンスにも機能的な意味があるようです。

そして、ここからは洋菓子が続きますよ。

© 2017 意瞑字査印

意瞑字査印さんの「マカロン」は、これも上下をひっくり返すことができます。その結果は、やっぱり同じ。このポップな色使いに、レトロで丸みのある形状が重なって、実物のマカロンを感じさせる図案です。文字の細部も秀逸。

さらに、これもよく見る、あのスイーツ。作者は、kawaharさん。

© 2017 kawahar

「スイスロール」と読んでください。これは、いわゆるロールケーキのこと。では、どこに仕掛けがあるかというと、文字を構成するパーツにご注目。どれも、まったく同じ形なのです。向きが変われば別の役割になるという、ちょっとトリッキーな図案でした。

それでは、これが最後の洋菓子です。読めますか?

© 2017 まっしー

まっしーさんの「financier」は、カタカナで書くと「フィナンシェ」。フランスの焼き菓子です。文字としては、180度回転しても変わらないというアンビグラム。普通には成立しないはずなのに、それを乗り越えるための細かな工夫があちこちに。

ということで、今月はこれで終わります。ご協力くださった作家のみなさん、ありがとうございました。例によって、また月の終わりごろに登場します。