昨年に続き、兵庫県神戸市の灘中学校・高等学校の「土曜講座」で、パズルをテーマに山田がお話をしてきました。中学2年生から高校2年生までを対象にした、「キューブパズルを作ろう」「タングラムの世界」という2本の講座です。
「キューブパズルを作ろう」では昨年同様、LiveCubeを使ってパズルの設計に挑戦してもらいました。最初に既存のデザインを紹介した後、50名の生徒で一斉にパズルの設計を開始。その後、自分が設計したパズルを隣の生徒と交換して、オリジナルデザインのパズルを解いてもらうという流れです。解かれて悔しがる生徒から、解けなくて悔しがる姿を見てみてニヤっとする生徒まで、パズルデザイナーの苦労と喜びを味わってもらう90分となりました。
もう一つの講座は「タングラムの世界」。シルエットパズルの代表格であるタングラムの歴史や、タングラムをモチーフにした製品の紹介を中心に、他のシルエットパズルや、それらを用いた研究のお話など盛りだくさんの内容でした。講座の途中では紙からタングラムのピースを切り出し、一連のタングラムパラドックス問題に挑戦してもらいました。
講座はどちらも定員いっぱい、熱気にあふれた教室となりました。生徒さんからの感想・メッセージでは「帰ってからもらった問題に挑戦してみたい。」「タングラムの歴史や奥深さに驚いた。」「全然解けない…」「頭が疲れました。」「またパズルの話をやって欲しい。」と、思い思いに楽しんでもらったようです。生徒さんの反応も良く、講師としても楽しい時間を過ごせました。
ASOBIDEAではご要望に応じて、パズル・トリックアートなどを題材にした講座を企画・提案しています。物事の考え方を学ぶ講義スタイルや、手を動かすワークショップなど、さまざまなスタイルを提供できますので、どうぞお気軽にご相談ください。
(Lixy/ASOBIDEA)